3日目
「きつい・・行きたくない・・」と 小学校3日目のサク。
初日2日目と ラクラク乗り切ったのですっかり忘れていたけれど、
そうだった、そうなんだったよ、サクは。
内々にため込むより吐露できる方が安心、だとは思いながらも、やっぱりしんどい。
本当に具合が悪いわけではないのか、真意はどこなのか探り探り。
キツかったら帰っておいで、と腹を決めて笑顔で送り出し、
まあ結果、 上機嫌で定時に帰ってきたんですけども。 やれやれ。
・・・ やれやれ。
ところでサクには好きな男の子がいる。年長さんで同じクラスだったハルくん。
ワタシのイメージは 「蝉の死骸をバンバン踏んづけている乱暴者」(笑)だったのだけど
よくよく聞くと スポーツ万能ちょっとイケメン、そして優しいモテ男くん。
一緒のクラスにはなれなかったのだけど、今日、音楽室に移動するときに
廊下で会ったらしい。
みんなと一緒だったので お話はできなかったのだけど、
「あのね、ハルくんからタッチしてくれた」と 小声でサク。 え?ほんと??
それも ハイタッチじゃなくて、みんなに見えない下の方でこそっと!
いやーん。 きゅんきゅんしますやーん。