はじっこ育ち
朝、20m先までサクを送って行って(だいぶ短くなったYO!)、
やれやれとパソコン前に座ったら、どこからともなく 泣き声が近づいてくる。
・・・むむむ、と思う間もなく、ピンポーン、おかあしゃあああん、わあああ(涙)
「プールカード、入ってなかった、ぐすぐすぐすぐす」
いやいや、ほら、宿題のクリアファイルに入れるってゆったじゃない、ほら、入ってるよ、大丈夫大丈夫。
「だって、さがしたのに なかったんだもん、ぐすぐすぐすぐす」
通学路で思い出して その時点でもうパニックになってしまった姿が目に浮かぶ。
いつかのブログで書いたけど ほんとうに、
サクのこういう張りつめたところを ゆるゆるとほどいてやりたいのだけれども。
どうしたらいいんだべな~。
ねー。
ところで帰り道は、近頃お迎えなし。 近くの1年生の女の子2人と友達になって
帰りにげた箱で待ち合わせをしているらしい。
1年生のすることなので 悪意なくおいてきぼりにしちゃったりされちゃったり、
心配しながらみてますが、まあまあ、なんとかなっている様子。
思い返すにワタシは、小学校中学校、高校も大学も全部、「家が一番遠い人」だった。
同じ方向に帰る集団の中で 常に最後まで残って一人ぼっち。
生粋のはじっこ育ち。
大人になって気づいたんだけど、これ、本当に嫌だったなあ。
いま 家の前で友達に手を振るサクが うらやましいようなうれしいような。
こんなところに限らんけども 子育てしてて、
自分がして欲しかった事とか 嫌だったこととか 気づけば注意深くより分けている自分がいて、
んー なんというか おのれの人生を被せてはいかんよ、
ということも 同時に強く思ったりもするのだけど。
おもしろいよう。